第26話




洗い物を済ませ、


ふとテレビをつけた。


すると、またTOP&HDDが出ていた。


少し痩せたようにみえる志弐。


私は志弐を知っていても、


SHINOは知らない。


「あら、また志弐くん!!

最近出すぎよね〜、ちゃんと寝てるのかしら」


ママが髪を拭きながら、


リビングに来た。


「志弐は、たぶん寝れてないよ」


「そうでしょうね〜〜、

体でも壊したらどーするのかしら、」


ほんとにその通りだ。

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