第18話
この頃、龍は帰宅部で暇だったが、
志弐がサッカー部に入部した。
顔立ちがいいのもあるが、
何よりスポーツ万能だったため
たちまちファンが増えた。
私はそんな志弐の幼馴染として、
女の子たちから嫉妬と羨望の眼差しを
痛いほど浴びせられた。
それもそのはず…
「くーれあ!一緒に帰ろうぜ!」
クラスが違うのに私の教室に来て
部活がない日は一緒に帰ろうと誘うのだ。
それと、、、
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