第49話

たった数分前の出来事に遡る …




ただいま 、

若と、千歳さんが「九龍亭 」でお食事中 。


初めて来ただろう千歳さんは、

キョロキョロと辺りを見渡していた 。


九龍亭は、有名人御用達の、

超VIPが訪れる料亭だ 。



いや、たしかにね?

たしかに、あの場面で吹き出したのが悪い 。


わかってますよ ?


でも、あの若が女性をさりげなく口説いているのに、


気づいてももらえない、ならまだしも 、

なんと、意味を理解してないようだ。


だかやら、口説いていることに

気づいていない 。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る