異世界に来たのは良いがこれからどうしよう

坂井実

異世界

俺はミノル、訳あって異世界転生した

彼女はユキ

俺の恋人だ

「行くぞミノル」

「あぁ」

俺達は魔王を倒しに行く

「フハハハハ、現れたな勇者よ」

いきなりラスボスの登場だ

「お前を倒すのは、この俺だ」

その時、ミノルの手から炎が出て

「炎斬拳!はぁ!」

炎斬拳...ミノルの手から出した炎で連続で拳をうち

食らった者は息絶えるという

「甘いぞ、裂破衝風壁」

裂破衝風壁...一時的にほとんどの技を防御する。ただし使えるのは1度きり

「どうした、それだけか」

「今度は私が相手だ。青龍斬!」

青龍斬、するどい斬撃が繰り出されるユキの得意な技

「甘いな。」

魔王は全ての斬撃をかわした

「今日はここまでにしよう。また挑むが良い」

魔王はひいた。

「くそぉ、逃げられた」

「また挑めば良い」

二人は宿で休んだ

二日目、魔王との決戦

「少しは強くなったのか?」

と問われたが

「今日はいつもと違うぞ。喰らえ玄武燐!」

玄武燐...手のひらに少量の光エネルギーを集め

それを相手にぶつける

「ば、馬鹿な、こんな事が...」

魔王が倒れる

「や、やったぁ!」

と喜ぶユキだったが

村の人から衝撃の事実を受ける。

倒した魔王は実は異世界転生する前のミノルだったのだ。

一緒にいたミノルはクローンでもう命が短い

全てを知ったユキだったが

最後にクローンのミノルと結婚し

短い時間ながらも幸福な時間を過ごした

しかし村人から情報を入手した

倒した魔王が生きているのだ

これを受けたミノルとユキは

魔王城へ行った

「ミノル、生きてるの?」

魔王に説得をこころみた

「驚かせたなユキ」

魔王はミノルだった

そしてクローンのミノルは寿命を迎えて死んだ

「ミノル!」

「これからはずっと一緒だ」

と言って二人は結婚した

その後幸せに暮らしたという

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