『ただ、怖かった。』

第9話


僕が、ひとりで泣いていた・・・


沢山の人が、僕に・・・


『助けてあげるよ?』と・・・



僕に笑顔で、手を差し伸べた・・・



僕は沢山の笑顔に・・・


ただ訳すら分からず怖がった・・・


何が理由かも分からなくて・・・



すると『オマエなんかキライ!』



『病気だろ?』『ブスだろ?』『筆記用具』


とか、変な事を影で言われた・・・


あまりに言われて僕は、怖くて・・・



逃げた。すると『これでオマエは良いんだよ。』



そう嘲笑う声が聞こえた・・・


それから僕は、救いの手は・・・


全て無視して、手放し続けた・・・



すると、皆が『これでオマエは黙ってろ。』と嘲笑ってきた・・・



今も続くこの嘲笑いは


僕のココロを粉々に砕き続けて・・・


僕は誰も信じるのすら拒んだ・・・



『オマエなんか、そのままで居ろよ。バカのブス。』




何時まで続くのだろう。と終わりばかりを見る僕・・・

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