第22話 絶縁メールをした時。
毒母に絶縁メールをした時。
「クソババア」
この一言がずっと言いたかった。これだけでこんなにもカタルシスに似た感情が味わえた。革命だった。
「お前に私という娘はいなかったと思え」
スカッとした。
それからの祖母を通じたとりなし、懇願は無視。凸宣言には通報するぞ宣言。ガラクタは受け取り拒否。
それでもつきまといは無にならんが、聞けば私の無視がかなりこたえているらしい。搾取子の幸せのみならず、愛玩子の引きこもりも。
ああいう手合いは、自分の妄想で自分を壊してゆく。自分の妄想に反する事柄、存在は徹底的に排除しようとするが、そんなの無理。それは世界を排除することだから。
お前みたいにはなりたくないし、なるもんか。クソババア。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます