第6話 大根女優の責任転嫁。
前回の続きっちゃあ続きです。
毒父が毒母に離婚届け突き付けた頃の話ですな。
ブブブブブブ。
マナーモードにしてたケータイが鳴った。着信のディスプレイ見たら毒母。うげっと思ったが、奴は自分が出るまで電話をかけ続け、出なかった理由を根掘り葉掘り、グチグチ嫌味を言う。嫌なことはさっさと済ませるべく、出る。
自分「ハイもしも」
毒母「あんたどういうつもりなの?!私を裏切って?!あんなに可愛がってあげたのに、後足で砂かけて出て行くのね!!」←マジでこう言われた。
自分「…なんスか?」←まだ離婚のいきさつ聞いてない。
毒母「とぼけないで!あんた、あいつ(←毒父ね)に私の悪口を吹き込んで、離婚に仕向けたくせに!」
自分「………」
なんかキレた。
自分「そーゆーこと言ってくる人とは何話しても無駄だから。切るよ」
毒母「…え…」
ガチャン!…ツー、ツー、ツー…。
自分「うっぜー」
ブブブブブブブブ。
自分「またババアかよ!マジうぜぇなオイ!」
自分「ハイもしも」
毒母「さっきはごめんなさいね」
自分(口調キッモ!駄目な大部屋女優かよ!)「あーハイハイ」
毒母「夫婦の縁は切れても、親子の縁は切れないわよねえ」
自分「ハイハイ」←棒読み。
毒母「よよよよよ……よよよよ………」
自分「じゃそういうことで。明日早いんで」
ガチャン!
毒ババアって本当、ウザいとしか言いようがないすね。
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