第9章
涙
第26話
涙が止まらないまま、待合室にいられない
他の患者さんの目線が気になるから
兄に車の鍵を貰い車まで走った
私は車の助手席に座り
椅子を倒して泣いた
兄は会計を済まし、薬を貰って
「クミ、大丈夫か?」と兄は車の運転席に乗った
何も答えない私に兄は
「気晴らしにドライブでも行こうか?」と
兄は車を走らせた
私はドライブに連れって貰って、落ち着いた
夜だから、車から見る夜景、ネオンが綺麗だった
そして、私は家に送って貰って、ゆっくり休んだ
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