15

第15話

そして一年後、私の携帯に電話が鳴った



「誰だろう?この番号?」出てみた




「もしもし」



「あっ!出てくれた」



相手はホッとしているようだったけど突然、焦り出して



「俺、元弥の友達の和哉だけど、今すぐ広瀬中央病院へ来てくれないか?元弥が危篤状態なんだ」



「えっ…」



私の体が震えた




「もしもし、聞いてる?」



「はい、今すぐ行きます」と、電話を切った




私は、広瀬中央病院に急いで車を走らせた

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