第21話 海での〇〇

☆前回の続き

恋の大戦争ラブウォーズが始まった。賞品は勝者のチームの一人が柏木好きな人とデートができるという全然とてもいらない欲しいものである。さあ、誰がその権利好きな人に近づく権利を手に入れるか!?―――――


なんか副音声がメチャクチャなこと書いてあるけどまあ良いか。ともかく始まったビーチバレー。


橘妹チームの運動神経は…

橘妹:めちゃくちゃ良い

一条:まあまあ良い

齊藤:微妙

斎藤:普通


柏木(妹)チーム

柏木(妹):めっちゃ良い

八雲(姉):微妙?

神谷:まあまあ良い

鈴木:普通


まあなんとも平均的なチーム編成だな。

「じゃあ始めるぞ〜」

そして始まった。その瞬間、俺は――鬼を見た。

(女子の気迫、怖え!!)

何だここは!?戦場か!?ここは戦場なのか!?

そして始まった。柏木はどっちが勝つかを見ていた

――などではなく、基本的に女子の双丘を見ていた。

(ビーチバレーに感謝!!)

心のなかで感謝を伝える。そして思った。

(やっぱり海は海でありだ!!)

ーーーーーーーーーーー(しばらくお待ち下さい)ーーーーーーーーーーーーーーー

終わったビーチバレー。結果は…


「「「「やった〜!!」」」」

「「「「・・・」」」」

柏木妹チームである。活躍したMVPは主に我が妹と、何と珍しい八雲(姉)であった。

「なんでそんなにできるんすか!?」


そう、橘は我が妹を意識しすぎて、八雲(姉)を意識していなかった。それが仇となり、負けたのであった。

「………もともと私はバレー部だった。コミュニケーションが上手くできずにチームワークがうまくできなかったからバレー部をやめた」

「なんですかその新情報!?」


そう、八雲(姉)はもともとはバレー部である。バレーの才能はあるのだが、チームと仲良くできなかったため、バレー部を退部した。

「・・・。(そこで、君と出会って励ましてくれたんだけどね…)」


ん?八雲先輩がこちらをチラチラと見てくる?気のせいだろうな。

「ともかく、お腹へったな〜。早く作るか!」

「「「「「「「「うん!」」」」」」」」

こうして、俺らは仲良く楽しく料理をした。


――その後色々とあったが、その日は終わった。


☆2日目


海、最終日である。とにかく泳ぎまくる!…ということは昨日で終わらせているからなしで、今日は砂浜で遊んでいた。

「というか、何だこれ?」


なんか謎の文様や文字を書いている女子たち。なんの儀式?

「よくわかんない...マンガ・小説・アニメ研究会の人たちが始めてたから…」

「ああ…」


あの先輩たちは謎のことをしだす。去年だって黒魔術的なことをやっていたし…

「はあ…ん?え?え?」

急に光りだした!?え、魔法!?

「ふむ、まあまあの出来だろう」


イヤ〜スゴイナ〜じゃなくて!

「何を呼び出したんですか!?」

「え?…クラーケン?」

「せめてそこはタコとかにしてください!?」

「いや、タコも駄目じゃないっすか?」


くっそ、何をすれば消える?

「あ、現れました!!」

もう立ち向かう勇者になるしか…いや、待てよ?

「お前らだもんな、書いたの…」

「「「「「「「か、柏木先輩くん(お兄)??」」」」」」」」

ククク、こんな良い方法が思いつくとは…

「この謎の文様書いたお前らが責任取れよ!」

「「「「「「「えっ!?」」」」」」」

「じゃああとは頑張れよ〜」

そう言って、離れていく。

「え、ちょっ柏木くん!?」

「ひゃああああああああ、イカの足が!!私のP――――――」


「アンッ、そこは駄目っ!P――――――」

「P――――――」

「P――――――」

「P――――――」

「P――――――」

「P――――――」



後ろからやばめな声を聞きながら…



俺はその状況を離れたところで一条と見ていた。

「なんか、すげえな…すげえ光景待ち望んだHだ…」

「ソンナコトヨリモ、ノミモノカイニイキマショウ!!」

「ああ、わかった」


ちなみに、イカは満足したのか、海に帰っていった。


「「「「「「「……」」」」」」」

そして女子たちは虚無になっていた…



まあしょうがないよね?自分たちでやったんだし!!


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