第19話 『海』といえば...
今回は水着回!!とは思ってはいたが、オレはそんなところじゃない!!
「はあ、陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる陽キャがいる…」
そう、陽キャがいるのだ!!(妄想)
これから行くところには絶対陽キャがいる。断定する。そして男子は俺だけ。いや、一条もいたな。まあおいといて、そうなった場合、何が起こるかわかるよな?な?
俺が助けないといけない。だがしかし!!それが橘妹だった場合、オレの精神は壊滅する。もし陽キャが、四〇代の熟女に手を出していたら、助けるか?・・・熟女好きなやつら、助けるか...まあほっといて。海を楽しもう!!(ヤケクソ)
「先輩、独り言がうるさいっすよ」
「あははは...あはははははははははははははははははははははははははは」
「先輩が壊れてしまいました...」
「ダイジョブデスカ?」
はっ!ここには一条(男)がいる!ここはへブン(天国)か!
「一条!!お前は友だ!!」
「エエッ、イヤデス。トモダチダトコイビトニナレナイジャナイデスカ」
「一条...裏切ったな!!」
「はいはい、茶番はよして。そろそろつきますよ」
「あばばばばばばばばばばば」
「あ、また壊れた」
「もうほっときましょう」
ああ、意識が薄れていく....
「はっ」
「あ、先輩起きました」
? ここはどこだオレは誰だ何をしているんだ?
「大丈夫?後輩くん?」
「海...陽キャは!?」
思い出した!すべて思い出した!
「いませんよ。ここはプライベートビーチなので」
「は!?」
今聞いてはいけない言葉を聞いてしまった気がする。気のせいだな。
「もう一度いいます。ここはプライベートビーチです」
「あはははははははは…」
そういえば橘って、何か経済力がすごかったな。最初にあったときも黒い高級そうな車に乗って登校していたしな。
「もし、先輩がお金に困ったら、私のところへ来てください!!養いますよ?(ボソッ)その時は私と結婚を...」
「ん?ああサンキュ」
「よしっ!(言質ゲット!)」
「お兄!!早く泳ぐよ!!」
遠くで我が愛しの妹様が言っている。
「まてまて、急に泳いだら危ないだろ。準備運動が大事だ」
「「「「「「「もう準備運動終わったよ」」」」」」」」
「ワタシハマダデス!!」
「よし、じゃあ一条、一緒に準備運動をやるか」
「ハイ!」
オレは一条と準備運動をしていた。そのあいだ、女子の水着姿を目に焼き付けた。
――眼福眼福。目の保養になるな〜誰かを抜いて。
だってひとりはひんny…
「殺しますよ?」
「すみませんでした!(土下座)」
じゃあ言い換えて、彼女達なのかでひとりだけ双ky…
「……(無言の圧+殺気)」
寒い寒い寒い!わかりましたよ!何も言いません!
では改めて、橘は水色の水着だ。彼女らしい明るい色だな。
我が妹ちゃんは黒色の水着…少し派手すぎないか?
先輩たちは……ちょっとノーコメントで。どうしても別のところ向いちゃうんだよ!仕方ないよね!男子だから!
「「「・・・」」」
うっ!?先輩たちがこっちを見ている!?気のせい、気のせいだろ!?
「「「柏木くん、わたしたちの水着はどう?」」」
「か、可愛いと思いますよ?」
「「「よしっ!!」」」
今日はなんだか皆怖い!?
そうか、これが夏の魅力に囚われているということだな!(多分違います)
そうしている間に、準備体操も終わった。
今思うと、一条の水着も可愛いのが使われているな...
「ドウシマシタカ?」
「いや、なんでもない」
さて、海に来たことだし、全力で楽しまないとな!!
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