第12話
暫く愛し合った後、そのまま、朝まで二人で眠りについた。
私が起きると、和也は肘をつき手の上に顔を乗せ、私を見ていた。
まるで夢を見ているかのようだった。
和也はニコッと笑い「おはよう」と言ってくれた。
私も布団を被り「おはよう」と言って、「誕生日おめでとう」と言ったら、「ありがとう。沙織に甘い甘いプレゼントを貰った。沙織のこと大切にするから。」
私は頷いた。
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