第50話

ゼェ…ハァ…ゼェ……💦


走り続けること、1分少々といったところ。



あたしは、息が切れて立ち止まった。




ヤバっ…これっくら…いで…息切れ…とか…。



それでも15歳の若っっ…若者かっっ!!

と、1人ツッコミをしてみるも………














スリッパァァァァァア!!!!




膝に手をあて、呼吸を整えてたら気付いた……。




右のスリッパがいつの間にか行方をくらませていた!!




まさかっっ!!



あたし最初から履いてなか…



いやいやいやいや。



いくら、あたしがアホと言えどそれはないな。



……なければいいな…。



自信がない…(泣)




Σ(´□`;)



でもコレってシンデレラ!?



ガラスの靴が片方脱げて、王子様が探してくれる的な!?




ガラスの靴ならぬスリッパだけどね!!



王子様じゃなくて、さっきのやつらが追いかけて来そうだけどね!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る