第56話
翔太へのダメージは大だ
もうHPも1くらいしかない
さっきまでほとんど静かだった西野が、駆琉の1言で吹き出した
…ちくしょう…!
「ば…バカっぽいってひどいな!!」
「ホントの事だからしょーがない」
頑張って言い返すも、バッサリと切り捨てられた
1しか残っていなかったHPはたった今、0になった
駆琉はそんな翔太には目もくれず、前に向き直る
西野はずっと肩を震わせて笑っていた
…くそぅ、覚えとけよ!
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