第45話

「ぁ…いや、俺の近所の兄ちゃんがさ、卓球部なんだ


すっげぇカッコイイんだよ!」




翔太は自慢気に話していた


それに、なんとなくだがちょっと興味を惹かれた




「…へぇー…


どの人?」




駆琉が尋ねると、翔太はやはり嬉しそうにその人を指差しながら教えてくれた




「あの人だよ!


いち兄ちゃん!


向かって右から3番目のカッコイイ人!」




そう言われてそちらに目を向けると、イケメンがいた


………というか、 彼 がいた


そう


例のコンビニ店員の相楽だ


駆琉の心臓がドキリと跳ねた

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