第9話

部活に行くと、キャプテンから、浩介は先に部活に来ていたが、気分が悪いから先に帰ったと聞いた




浩介は大丈夫だろうか…?


すごく心配だ…




部活には身が入らず、何度か怒られたが、無事に終わり、

帰宅する前に隣の浩介の家に来た


ドアに近づき、インターホンを鳴らす


出てきたのは、浩介の母、美咲さんだった




「あら、啓太くんじゃない


どうしたの?」


「浩介にちょっと用事が…


浩介いますよね?」


「えぇ、どうぞ上がって」


「ありがとうございます」




美咲さんに礼を言ってから、浩介の部屋への階段を登る


ここに来るのも何度目だろうか…


最近は浩介の方からオレん家に来るから、久しぶりで懐かしいものがある


この家は第二のオレの家と言っても過言ではないからな…

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