第7話

その後、浩介に微妙に避けられている気がした


現に今も、いつもは一緒に部活に行くのに、

今日は一言もなしに先に行かれた


少しションボリしながら部活に行っていたら、女の子に声をかけられた




「ぁ、あのっ!!


咲藤、啓太先輩ですよね…?


あの、私1年の金村 美嘉(カナムラ ミカ)って言いますっ


ちょっとお時間、良いですか…?」




少し頬を朱に染めながら、金村 美嘉と名乗った女の子はオレに言ってきた




「へ…?


オレ?


ぁ、うん良いよ?」

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