第49話

信哉はその瞬間、目を見開いた


紅は、カッコよかった…


真紅の瞳に、真紅の髪

翠龍よりも整った顔




紅「信哉………


大丈夫か?

もう痛くはないのか?」




紅は信哉が翠龍に腹に手を突っ込まれた時

かなり痛がっていたから、それを心配してくれている様だ




信哉「ん………


大丈夫…


一応、傷はないみたいだし、痛みも引いてきたから……」


紅「………


そ?」




紅は複雑そうに微笑んだ

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