第40話

~リンsaid~




紅「………」




シンヤ、いや、紅龍が例の予言をしたのが翠龍様かと聞いて

ギンゼス様がうろたえたから、それが本当だと分かったのだろう


紅龍の回りがピリピリしていて、苛ついているのが見てとれる




紅「………


オレは…


オレは、信哉から離れねーからな


オレと信哉を離そうとするのなら

オレはどこであろうとも、遠慮なく炎を使うからな


よく覚えとけよ…?」




紅龍はそう言うと、目を閉じた


フラッ と、またシンヤの身体が倒れる


またリンがシンヤの身体を抱き止めた






~リンsaid end~

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