第10話

な、何だ?

アラギスって…


てか、この人達スッゲー美形だけど、やっぱり何かおかしい…


何だ?この違和感………




?「オイっ!

そこのお前、何者だっ!?


早く答えろ!!」


信哉「…あの…


人に名前を聴くなら、普通自分から名乗るもんじゃないですか?

スッゲー、ムカつくんですけど…」




ビクッと謎の2人組みがびくつく




そりゃもちろん、オレがスッゲー低い

ドスのきいた声で言ったからですよ♪




?「す、スマン…


俺は、ライド

ライド・ナミアだ」


?「私はリン

リン・アクアだ」




最初に名乗ったライドは、肩ぐらいまである綺麗な金髪で

目の色も金色で、カッコイイ


次に名乗ったリンは、腰らへんまである長く、艶やかな黒髪で

目は水晶みたいに綺麗な紫色で、綺麗




信哉「オレは、信哉

神保 信哉」




ライド「ジンボシンヤ…?


変わった名前だな…」


リン「ちょっとライド、それはないでしょ

初対面の人相手に…」


ライド「だって、今までこんな名前聞いた事なかったし…」




オレ的には、2人の名前の方が珍しいんだけど…


気のせい…?




「多分、異世界に来ちまったんじゃねぇか?

オレ等


あそこに生えてる植物とか、地球上にねーし

コイツ等の着てる服だって、普通じゃないぜ?」




頭の中から紅の声が響いてくる


たしかに言われて見ればそうだ


この森に違和感を持ったのは、普通ではありえないから


黄色とか、赤、青、黒

そんな色ばかりで、緑色の木なんて滅多にない


2人に違和感を持ったのも、普通この時期に、着る様な服ではない


今は冬だ


それなのに、この2人は、夏服を着ている




信哉「…なぁ…

此処はどこなんだ?」

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