第5話

愛斗「……如月くんは何でこんな所に居るの?」




長瀬 愛斗はこちらに向き直りそう尋ねてきた


その顔には些か疲れが見て取れた




蘭「…ちょっと用事があったので授業を抜け出してきてました


今教室に帰るところですよ」




そう言って、これ以上関わらない為にこの場を去ろうと身体を方向転換する前に、長瀬 愛斗に呼び止められた




愛斗「………あ…、待って、如月くん…!」




彼とは特に面識も何もないのに呼び止められた事に疑問を持ち、振り返る

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る