読者選考突破の為にやるべきこと

曇空 鈍縒

意外と重要かもしれない募集要項

 みなさんこんにちは。曇空鈍縒くもりぞら どんよりです。


 私はこれまで自分の小説を多くのコンテストに参加させて、そのことごとくで敗戦してきたのですが、ただ一つ、突破できたものがあります。


 それが、第9回カクヨムweb小説コンテストの読者選考です。


 カクヨムコンテストに参加するのはこれが初めてだったので、どうせ落ちると思っていたのですが、なぜか突破できてしまいました。


 今回は、なぜ私の小説が読者選考を突破できたのか、紹介していこうと思います。


 ◇◇◇


 カクヨムコンテストの参加作品数は年々増えており、私が突破した第九回では12309作品と、一万を超える作品が参加しています。


 基本的には一割強の作品が読者選考を突破すると言われていますが、このペースで作品が増えていけば、将来的に読者選考突破率は下がっていくと考えられます。


 つまり、カクヨム


 ですが恐れる必要はありません。コンテストの読者選考は、ある程度のコツを押さえることで攻略することができます。


 ここで、まず私が疑問に思ったのが、コンテストに参加したすべての作品が本当に募集要項を満たしているのかという点です。


 そもそもカクヨムに存在する作品で、カクヨムコンに参加可能な最低ラインである十万字を超えているのは10%ほどと、その割合は決して高くありません。


 量にしても、45です。


 コンテストに参加した一万作品の全てが十万字を超えているなら、カクヨム内に存在しているの内、20%を超える作品がこのコンテストに参加している計算になります。


 10万字を超える作品には、『創作論・評論』『詩・童話・その他』などそもそも参加できない作品や他のコンテストに応募中の作品も含まれているので、完全に募集要項を満たす作品に対する参加作品数を割り出せば、


 カクヨムに投稿されている作品が、そこまで高い割合で一つのコンテストに参加しているというのは少し考えにくいと思います。


 推測になってしまうのですが、カクヨムコンテストに参加している作品の内、一定数はそもそも十万字を超えていない(あるいはカテゴリーエラー)なのではないでしょうか。


 それならば、ある程度の作品が募集要項を満たしていないことで落選しているということになります。


 第九回カクヨムweb小説コンテストにおいて、私は徹底的に募集要項を読み、自分の作品の文字数が本当に足りているのか、あるいはカテゴリーエラーになっていないかなどを慎重に確認しました。


 他の作品と差をつける為には、募集要項を人一倍丁寧に読んでおくことも必要だと私は考えています。


 頑張ってください。

 

 



 


 

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