第32話

オレは思わず唇を触った


まだ微妙に先輩の体温が残ってる



先輩とキス、したよな?

オレ……



カアッと顔に熱が集まる




猛「ふふ…


鈴原可愛い、真っ赤だ」


千秋「~~っ!!


先輩っ!!」


猛「鈴原………いや、千秋…」




先輩が初めてオレの下の名前を呼んだ


だからか、更に顔が熱くてたまらない




千秋「………っ」


猛「千秋…


好きだ…」

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