第26話

先輩の部屋のドアをノックしてから入る




千秋「先輩~、冷やしてきましたぁ


心配かけてすいませんでした…」


猛「ん、気にするな、可愛い後輩の為だ


オレに出来る事なら、何だってしてやるさ」


千秋「……っ、先輩、キザですね…


きっと女の子だったら、メチャ喜ぶと思いますよ…」


猛「アハハ、そうか?


じゃぁ、鈴原も嬉しかった?」


千秋「ぅ…


べ、別に…」


猛「顔赤いぞ?


照れてんのか?」




先輩がオレの頬をつつきながら意地悪く訊いてくる




千秋「~~っ!!」


猛「アハハ、鈴原可愛い」


千秋「んな…っ!!!


オレは可愛いくないっ!!


それに可愛いなんて言われても嬉しくないですっ!!!」




先輩は今度は優しく頭を撫でた


…と思ったら、抱き締められた

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