第26話

とりあえず、オレだけ上機嫌で皆でお昼ご飯




暁「…えっと

さっきのを見て、聞いてたら分かると思うんだけど

此処、聖蘭男子学園って



ホモ校なんだ…」






…ん?


サッキ、ナントオッシャリマシタ…?




紅「…ホモ…?

何だそれ?」


暁「…

そこからですか…」




わー…

何となくごめんなさい?

紅が馬鹿すぎてごめんなさい?




暁「…ホモってのは、“同性愛者”…だよ?」


紅「…

ドーセーアィシャ…?

オイシイの?」




シ―――ン…




皆さん沈黙っていうかアゼン…


だってここまで言っちゃえば普通は分かるでしょ?


帰国子女のオレだって分かってんのに…




優「…紅?

…お前、ホントに頭良いんだよな…?」


紅「なっ!!

だからココに入れたんじゃん!!」


優「…

じゃぁ、何で分かんねーんだよ…」


紅「わぁっ

優、呆れないでっ、オレを見捨てないでっ!!」


優、蘭、光輝&光樹「「「「…ウザ…」」」」




…おぅ!?

さっきのは、オレと優だけじゃなく

“鬼龍”の双子、“双龍”ともハモった

やっぱり、紅はウザいんだだな…

と、1人で納得していた




紅「えぇっ!?

優だけじゃなく、蘭とそぅr…じゃない、生徒会の方までっ!?」




さっき紅が音波 光輝と光樹を“双龍”と言おうとしていたのに気付き、蘭が睨む




あー…

なんかこれからバレんじゃねーか?

ってハラハラしながら、学生生活送んのかな?

オレ………




一樹「……紅?

ホモや同性愛者ってゆーのはね…

男が男を、つまりは同じ性の人を好きになるコトなんだよ…?

解る?」




おぉ、一樹が馬鹿な紅にも解る様に説明してくれたよ




紅「…ぇ…?


男が男を…好きになる…?

“好き”って、モチロン“友j…」


一樹「じゃない

“恋愛”としての“好き”…ね?」





紅、驚愕←


よーやく理解した様ですね…

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