第14話

蘭「はぁぁあぁぁっ!?!?!?」



突然蘭が携帯を見ながら大声を出したので、他の皆の肩が個々に差はあれど、びくりと跳ねた




翔「ら…蘭?

どした?そんな大きな声出して…」


蘭「ぁ、あぁ…

悪ぃ…

さっき母さんからメールきたんだけど、


生徒会が“鬼龍”って…

それにオレを…

“華蘭”を探してるって…」


一樹「何!?

この学園の生徒会が“鬼龍”!?


ちょっと待て…

たしか“鬼龍”って言ったら、2ヶ月前に倒した…

アイツ等か…?」


蘭「…そーだ

オレ達が全国No.1になる前のNo.1だったヤツ等だよ…」




皆がオレの言葉にしん…と静まる


すると、学園の中から車がこっちに移動してきている音がする


その車を見ると、あの有名なベンツだった




どうやら校庭が凄く広いらしく、車で移動しないと時間がかなりかかるらしいのだ




5分ほどして、遠くにあった車が、やっと目の前まで来た


すると、運転手が出てきて、後部座席のドアを開ける


その車の中からは、6人の美形の男達が降りてきた

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