第11話

桜「ぁ、そーだ♪

皆の分も選んであげるぅー♪」




桜は誰の意見もきくコトなく、紙袋をあさりだす


たまに色々な鬘や鼻眼鏡や、サンタ帽が見えるのはあえて突っ込まないでおこう




桜「まずわー、1番目立ってるオレンジ髪の紅目くん♪

キミはねー…」




どうやら桜は、最初に紅を変装させる気らしい




たしかに、紅は色んな意味で目立つからな……




桜「…あっ!

コレなんてどぉ?」




バサッと取り出したものは、茶色の鬘とカラコン




うーん…

紅に茶色か…

意外と似合いそーじゃね?

母さんセンスあるー…




桜「うん♪

キミは茶色が良いよねー♪

さて、次わー…

金髪くん♪

キミはねー…」




次の標的は優となった

桜はまた、紙袋をあさる




桜「んー…

コレが1番似合うかなぁ?」




取り出したのは、黒に近い茶色の鬘とカラコン


たしかに優もコレが似合いそうだ

決して、今のが悪いというワケではない←




桜「お次は黒髪に翠目のキミ♪

キミはねー…」




また紙袋をあさりだす




母さん意外とこーゆーセンスってメチャクチャ良いんだなぁ…




など、ちょっと失礼なコトを考える蘭であった…




桜「んー…っと、コレ

髪はそんままで良いでしょ

黒のカラコンとダサメ♪」




ぁ…

良いかも…♪




ちょっと気分がノリだした蘭←




桜「最後は、

目も髪も黒のキミね…

キミは…

はい♪

銀ぶち眼鏡と黒の鬘♪

皆、こんなんで良いんじゃないかしら?♪」




母さんは、凄い楽しかったみたい

でも皆似合っていて、ちょーど良い気がする

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