第16話
【blue-black】
"LIVE in DOLL"
'93・7・20
チケットの日付を見て、
" 昔を懐かしもう "みたいな会のライヴに紛れ込んだのかと思った。
シャツイン男性におそるおそる聞いてみる。
「今って西暦何年ですかね…?」
「…えっ?なんだ急に?1993年だろ」
「マイブームじゃなくて今ですよ??今!!」
「はぁ? 頭、大丈夫?」
男は不可解な顔でライヴハウスを出て行ってしまった。
どっちが大丈夫なの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます