第13話
伍
「要人。」
「深月。」
名前のみを呟いた。深月は言う。
「何を僕に言いたいの?」
真面目な表情。俺も真面目に答えなくちゃいけないだろう。
「深月、俺は…」
届かない気持ちも、気が付かない思いも、祈りや願いすらも…要らなかった。でも…。
でも深月には思いを全てぶつけてやろうと思った。深月にだから言えると思った。祈りや願いがうざかった。
けれど。この思いが通じることを祈った。願った。
「俺は…深月が好きだ。」
酷くシンプル。ダサいくらい顔が赤い。
「あのさぁ、要人…?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます