第67話

店員「こちらですか?」



射沙波「!!」ビクッ!!!



まだいたのかよ!?

と、肩を瞬時にすくめ、

店員を見てみると、



店員「ナイトメリーは

   元々は"名もなき液体"という名前

   だったのですが…


   悪魔的な喉越しと

   リピート率の高さから

   自然発生的にそのような名前に

   なりました…


   ここ数ヶ月では売上が上位の

   ドリンクとなっております


   …こちらになさいますか?」



聞き耳を立ててようやく聞こえる程度の

小さな声で店員が説明した



恋羽「あっ じゃあコレで」


射沙波「俺も、コレで」



店員「少々お待ちくださいませ…」


ペコリと頭を下げると

店員は厨房の方へと向かって行った

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