第46話
―――30分経過―――…
正座したまま四半時ほど過ぎた…
スマホは画面を閉じて枕に置いたまま
手に持った雑誌の内容が頭に入らずに
ただただ着信音が鳴るのを待つ
射沙波「あうっ!
足が…!!」
ジンジンした足を労りながらも
痺れに耐えかね、堪らず
放り投げるように足を伸ばす
そのとき…
ピロン!
射沙波「来たっ!!」
メッセージの着信音に即座に反応し、
枕に置いたスマホ画面に身を乗り出すが…
射沙波「あううっ!!」
着信音のせいで忘却していた足の痺れを
同時に思い出しつつ、メッセージを確認する
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