第16話

夜桜ヤオウ 蒼真ソーマ


「56才、会社では役員をしている。


 打合せに臨む前に こんなところに

 立ち寄ったのが 運の尽きだったよ…。


 私はエンジニア上がりだ。


 こんな状況で、何らかの役に立つとは

 到底思えんがな…。」



「いえ・・・

 きっと、役に立つ時がきますよ


 ・・・僕はそう信じています」




鼠弥ねずや たかし


「黄瀬川高校 3年、


 ワケあって プロデビューは見送られて

 しまったが…


 来年にはキチンと、ボクシングに

 向き合おうと思っている。


 だから、こんなとこからは 

 さっさと帰って、

 今すぐにでも 練習してぇ。


              以上だ。」


「うわぁ・・・ 背ぇ高っか!

      筋肉とか ヤッバ!」


真花

「腕とか触ってみたくない?

 ジュノン、雨?」


「えー、でも顔怖いし

 無理かも~~~」



ジュノン

「さっきはごめんね・・・真花。


 我先に、みたいに怒鳴っちゃって…」



真花

「ウチこそ・・・ごめん。


 今は、みんなで協力して

 生き残れるように 頑張りましょ?


 ・・・雨もね?」


「うん、みんなでテーマパーク

       行きたいもんねっ」

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