第32話
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――…
ぱち… っと、目を覚ますあなた。
―あれ…!?
結局、またリセットかかった??―
目覚めるや否や、目を大きく開いて
広い和室の中で、がばっと起き上がる。
3巡目の01:35。
あなたは、リセットがかかったときの
集合場所の方へと進んでいる。
―やっぱり、
03:00がリセットタイムなのか?―
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――…
独り言を言いながら、
約10分程で街路樹の地点へとやって来た。
さらに2分後、ユウも到着。
「おまたせ〜
結局くらっちゃったね〜?
リセット…」
あなたの歩く速度が速いのか、
ユウのスタート地点が遠いのか…
― 少し、集合場所 変える? ―
あなたはユウを気遣って、そう言った。
「イヤ、ここで大丈夫だよ!
実はちょっと寝坊しただけだからさ
ありがとう」
あなたに気遣われた事が嬉しかったのか、
ユウはニコリと微笑み、あなたの肩に
ぽんぽんと触れ、
それから2人は歩き出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます