第32話

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ぱち… っと、目を覚まあなた。





―あれ…!?


 結局、またリセットかかった??―





目覚めるや否や、目を大きく開いて

広い和室の中で、がばっと起き上がる。





3巡目の01:35。




あなたは、リセットがかかったときの

集合場所の方へと進んでいる。







―やっぱり、

 03:00がリセットタイムなのか?―






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独り言を言いながら、

約10分程で街路樹の地点へとやって来た。





さらに2分後、ユウも到着。





「おまたせ〜


 結局くらっちゃったね〜?


 リセット…」





あなたの歩く速度が速いのか、

ユウのスタート地点が遠いのか…



 


― 少し、集合場所 変える? ―





あなたはユウを気遣って、そう言った。






「イヤ、ここで大丈夫だよ!



 実はちょっと寝坊しただけだからさ

 


 ありがとう」






あなたに気遣われた事が嬉しかったのか、


ユウはニコリと微笑み、あなたの肩に

ぽんぽんと触れ、



それから2人は歩き出した。

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