第6話
商店街と思しき場所ではあるが、
店の看板は無い。
少し歩き、止まっては
また少し歩く…
それを繰り返す中で、
ここであなたは何箇所か、
視線を行き来させた。
そこに描かれていた文字…
"あ1"
"あ2"
10メートル程離れた店のシャッターに
それぞれ描かれており、
さらに、“ さ2⇒☆ “ と描かれた石板が
道の上に投げ捨てられるように置かれて
いるのを、あなたは見つけた。
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