第219話

逃げようと思っても、

ナンバー7の力によってジュエル

逃亡能力ごと無力化されてしまう。



先手を打っても、

ナンバー3の間合いに入れば攻撃が制限され

最大火力の選択をとることが出来ない。



受けに回っても、

行動と思考が制限されてしまう上、

ナンバー7の力によって避けることすら

出来なくなってしまう。



離れればナンバー4の融合の餌食になり

身動きが取れなくなってしまう。



その上、未知なる力の持ち主までもが

ユーレギンの側近として、

まだ数体待機している。



ジュエルは先程の攻撃により

床に膝を付くほどダメージを受けている。




正に、"詰み"の状況に陥っていた。





「ほっほほ!


 もうわかったでしょう?


 逃げることも、

 攻めることも…


 守ることすら! あなた達は

 選ぶことが出来無い。」

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