第166話

混乱に混乱が乗じて 

脳内ピンクカオス状態の上


唇のギフトが 

断片的ながらも呼び覚ました夜の記憶…



暴れたくなるほどの羞恥心を


丸っと幸福感が包み込んだ結果・・・






(…今の会話の意味とか…


    相手が未成年だとか…



 今度、ゆっくり考えよう… 

 


  とりあえず

   もう 身体が たん…!




  はぁぁ…♡




  何か全部どーでもいーや…




  それより  ふわふわした

    この 多幸感…




    今の この言葉だけ、




        抱えたまま…)



 





・・・・・・ぱたん…







泉水は、ベッドの上で横になり

意識の境目を越え ニヤケ顔で眠った…。


多幸感が羞恥心を上回った、

ということを表情が物語っている。






「あ…


 もう少しちゃんと言いたかったのに…」








――――――――――――――――――――…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る