第132話

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泉水が山彦殿高校に駆けつけたのは、

孔雀畑の指示だった。




"彼につけてもらっている時計から

 心拍数などの情報をリアルタイムで

 監視できるのだが、


 少し不安定な状態が時折現れている


 今から言うところに向かって、

 様子を見てもらえないだろうか?


 オフを満喫するように言っておきながら

 申し訳ない…"




泉水が学校に駆けつけると、

同じく 連絡を受けてやってきた

という生徒2名と合流。



世の中、孔雀畑の頭脳の上で

回っているのかと いつも驚かされる泉水。




教室には ジュエルと、

ただならぬ気配を纏った男が1人。




威嚇のつもりで突き出したナイフは

瞬間的に弾き飛ばされてしまう。



…なにをどうされたのか、

訓練を受けている泉水が、見えなかった。


どういう事なのか…



そして、男が去ったあと

ジュエルは高熱を出して

今、この病院で眠っている。




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