第35話

あっ! と、何かを思い出す泉水。




(私達、諜報員が受けるミッションには

 ランク分けがされていて、


 例えば…

 某企業の役員から秘密裏に大型契約を

 とってくるのがランクB。


 某国の首脳から国の安全を保障するための

 取り交わしをしてくるのがランクA。

 …という感じで、

 難易度で分けられている。




 今回の任務は…



 あ、そうだった。

 まだランク書いてるラベル、がして

 見てなかった。


 せっかくだし、見てみるか…)





ゴソゴソ…



スッ…



(この書類の、右上のラベルを剥がして… 

  …と。)




ペリペリペリ…




『え゛え゛え"〜〜!?』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る