第33話

『・・・ハッ… いけないっ…!


 また心の中で愚痴ってしまった…


 酒入ると駄目だわー… わたし。


 年輩の方々にもリスペクト出来る人は

 たくさんいますよー。

 口が悪くてごめんなさい…。


 もっと…敬愛します…

        すみません…。



 愚痴は心のデトックス… って、

 私は勝手にそう思ってるけど


 もう…

 愚痴ったら愚痴ったで、また

 孔雀畑さんにイジられちゃうわ』



(孔雀畑さんのイジり倒しハラスメント、

 イジハラは、愛があるから

 私は嫌いじゃないけどね…



 こんな腹の底に毒を隠し持ってる

 私のこと、

 長年よく使って頂いてて、

 孔雀畑さんには頭が上がらないわ。


 その前に 毒、

 隠しきれてはないか… ははは…。



 そんな孔雀畑さんが上司だから、

 私はこんなオフの日まで頑張っちゃうん

 だけどね。


 上司にだけは恵まれたなぁ…。

 それだけで、感謝しなきゃだわ。)





独り言に、心の中での独り雑談…。


泉水は ここのところ疲れが溜まっていた。




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