第56話

「あっ、セイ・・・

 待っててもらってワリぃんだけど

 今日 ボイトレの指導する日だったわ」



『あー、射沙波イザナミくんのですか?』



「そう、奉仕でやってる俺

 すごくね?」




『あはは


   楽しそうですね』




「最初はイライラしっぱなしだった

 けど…

 人育てるのも案外いいかもな」



『学校に居るときより活き活きして

 見えますよ』





「…ふふっ 



 じゃ、またな!」




凍雅はバイクに乗って英フレンチシティを

後にした。




『花学の学祭ね


 俺もいこっかなぁ』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る