第61話

ドゴンッ!!!




そのとき、

ウジリの頭にペットボトルが直撃した




ウジリ

「痛っ・・・てぇ・・・!!


    チキショー・・・ 誰だ!!?」





朽笛高校フエコーって、

 もっと硬派だって

 聞いてたんだがなぁ・・・


 中身はこんな軟派なクソヤローしか

 いねーんだな・・・」






サジリ

「・・・テメェ・・・

 

     なんでここにいんだよ!!?」





織原

「ヒメサキくん!!!」



姫崎

「モエちゃん、遅れてゴメン…


   ちょうど施設の倉庫に行ってたら

   怪しい奴がいたから

   後つけてみたんだが…


   やっぱロクデモねーことに

   なってたな・・・


   ・・・待ってて?


   今、コイツらやっちゃうから・・・」



ウジリ

「オイオイオイ!!

     何勝った気でいんだ

     ヒメサキぃぁ!!!」



サジリ

「ここは天下のフエコーの

     支配下だぜ?


     そんなカンタンにいくと

     思ってんのかぁ!?」



ウジリ&サジリ

「オイ! 入ってこい!!!」




ガガガガガ・・・




倉庫内の扉が空くと、

およそ20~30人ほどの

学ランを着た 鉄パイプや木刀などを

装備した男たちが

ゾロゾロと歩み寄ってきた



姫崎

「勝てねーから 

   数の力でやります 


   …って…


   つくづく 軟派な思考だな・・・



   ・・・まぁいい


   お前らにレクチャーしてやるよ



   数の力じゃどーにもならねぇ事が

   あるんだってな…!」




ウジリ&サジリ

「やっちまえぇぇいぁ!!!!」





「ウオオオオオォォォォーーーー!!!!」

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