第14話気分は上々 機嫌は最悪

やあ元気かい?俺は元気じゃないよ。戦場で走り回ってるよ


「銃弾多スギィ!!何丁の銃で撃ってきてるんだよ!!機関銃50個以上あるだろ!!」


「主人。あの場所機関銃80丁置いてあります」


「ワッツ!?いくら最前線とは言えよ!80はおかしいだろ!置く場所無いだろ!」


「事実置いてます」


懺悔から頭をひょこっと出し、本当にそんなにあるのかを確認する




「あるねぇ、、、ふざけんな!」


近くにいた彩を引っ叩く


「逃げるぞ!無理だこれ!」


「分かりました!」


喜んでいる彩を連れ、本拠地へと戻る




「上官!あれは無理ですよ!なんですか!?あの逝かれた量の機関銃!」


「・・・・どうにか出来ないか?」


「無理ですよ!物量が圧倒的に差があるんですよ!てか新兵に任さないで下さい!」


「はぁ、、やはりなにも思いつかないか」


上官はため息をつき、椅子に深く座る




「いや突破方法は思い付きましたよ。実行が非常に難しいだけで」


「なに!?」


「地形を確認した感じ、周り込めるんですよね。機関銃の裏に」


「本当か!?少し待て!」


上官は急いで机の中を漁り、地図を出す




(確か、、、こことここだったよな。周り込める所。ゲームと同じならいいが)


その後色々と検証。地形把握をした結果


ゲームと同じ地形であることが分かり


俺が最前線での切り込み隊長に任命された




「地獄かよ」


(ゲームのクッソ理不尽なシナリオ通りだけどよ、、、地獄かよ)


「主人!これ無理です!」


「え?無理?まだ行けない?」


流石に突破するには彩の力が必要と言うことで、彩に電力を送り込んでいるのだが




「爆発しちゃいます!これ以上の充電は!」


「爆散したら、、気持ちいのかね?」


「冗談抜きでムリ!!」


そんなことを言っている彩を無視し、過充電に過充電を重ねていき




「よし。終わり終わり」


「アバババアバ!!」


常時体が帯電している彩を作り出すことに成功した




(初期版だけ出来た裏技。過充電あやや)


常時帯電している為、銃弾が一切効かず。電力が驚異の8時間以上持つ為


最強のおともだ


ちなみにミスったら彩が爆発して普通に死ぬ


で、ゲームオーバーになる


熟練の技が必要なのじゃ




「てか、俺達以外は?まだ来ないのか?」


「あべべべべ」


「・・・・まあいいか」


(特に問題は無い。俺はソロプレイが得意だからな。今は二人か)










「うーーーーん、、もっと難易度をあげるか。もっと苦しんで欲しいしな」

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