2024年10月22日
決着つけるために、好きな人に聞きました。
「好きって言ったらどうする?」
洗拓機とは、時々話して時々会いたいと言われました。遠回しに友達でいてくださいってことで。悲しい気持ちを引きずったまま帰宅したけれど、きっと私は青春をリバイバルしたかっただけなんだろうなって思って忘れることにする。こんな気持ち、なかったことにする。
高校の時を思い出してときめいてただけ。嫌だった青春時代を取り戻そうとしただけ。過去の後悔をなかったことにしようとしただけ。きっとそう。だから、気持ちすべて、嘘だったんだ。でたらめなんだよ、好きだったなんて。
友達としてまた遊びに行くしラインもする。それでいい。
でもふと思う。魅力的な女性になれてたらきっとこうじゃなかったんだろうなって。君の理想になれなかった。醜い私じゃ、君の隣に立つ資格もない。
うつ病と向き合うために 洗拓機 @sentakuki1217
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。うつ病と向き合うためにの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
燦々の日記/燦々お嬢様
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 17話
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます