第4話
あたしと優月の活動時間は意外と規則的で、朝、夜、必ずと言っていいほど一緒に食事をとった
でも、やっぱり忙しいみたいでたまに帰りが遅くなる
営業部のエースだと聞こえてきた電話で上司が言っていたから優月の忙しさはあたしの想像以上だろう
そのたまに忙しい日が今日である
ガチャガチャとドアの鍵を回す音が聞こえ、優月が帰ってきたことが分かる
あたしはベットの上でその音を聞き、静かに待つ
ドアが開いて、閉じる音と同時にガチャリと鍵をかけた音に開けていた目を閉じる
なんでかって?
それは、、、
「、、ただいま」
そっと開けたドアの隙間からかけられる声は正にあたしが待っていた人のもので、あたしはそっと目を開ける
「おかえり、、」
あたしが返事をするとそのまま中に入ってきた優月はベットに腰をかけ、あたしの頬に手を伸ばした
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