第50話

それから、コインゲームのやり方や、仕方を一緒にまわって教えたら、すぐ一人でも楽しめるようになった


暫らく大丈夫そうだったから、困った時はスタッフに気兼ねなく相談してねって伝えて、通常業務に戻った



そのうち、母親が迎えに来て、余ったコインを登録してもらって預けてもらう



「これでね?またあのコインを引き出せて遊べるよ?だから、また来てね?」


「うん、また「けってい」しに来るね」


「うん、またのご来店をお待ち申し上げております」



バイバーイ



楽しんで貰えたかな?


よかった笑顔で帰ってくれて



「精神年齢が同じなのかな?兄ちゃん?」


「ああ、きっとな。だから気が合うんだろ」



この声は‥…せっかく、美しくて尊いものに触れた余韻に浸ってるのに‥‥

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る