第52話

別荘に戻り


シャワーを浴びたり

外で飲んだり食べたりと

みんな個々で過ごしていた。



私はシャワーをして

タオルを身につけている。



部屋がノックされて

貴一の声がしたので中に入れた。


普段からこの姿を見慣れている彼だから

部屋に入れた。



『今シャワー浴びてたの

すぐ着替えるから待ってね』


「お前はどっちを選ぶんだ?」


『‥貴一‥』


「答えろよ

俺か光明さんか


華音はどっちを選ぶ?』



今か‥



『私は‥』


自然と涙がでた。


貴一は私のタオルをとり

ベッドに押し倒した



無言で私を抱いた


『‥貴一‥

待って‥ッン‥』


手を止めない


私の身体を貴一の舌が這う


『‥みんな‥いるよ‥

アッ‥イヤッ‥‥』


優しく愛撫する

優しく私を求めてきた


こんな時まで優しくしないで



『‥ッン‥』


貴一が中に入ってきた


『アッ‥ッン‥貴‥一‥ッン』


2人で絶頂を迎えた


こんな時に何をしてるんだろう‥



貴一は私の中で果てる

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