第51話
『みつ‥くんには‥言わないで‥』
何も考えられないけど
やっとの思いで出た言葉だった
もう別れたんだ
関わりたくない
どうするかは私が決める‥
「かのん‥
でも言わないで‥どうするの?
先輩がお父さんなんだよ。
これ以上1人で抱え込まないでよ」
『赤ちゃんが‥本当にいるなら
私は1人で‥産んで育てたい‥
まだみつくんを‥
愛してる‥簡単に忘れられない‥
でも‥
一緒には居られない‥』
愛してる
でも今は一緒にいたくない
強がりや意地じゃない
一度裏切ったらまた繰り返す
そんなの嫌だ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます