第17話

だんだんと激しさを増し

体を重ねた。



『みつくん嫉妬?』



「あぁ」



『私もみつくんがお客さんと飲んだり

楽しくお喋りしたりするのやだ』




BARを経営してるから

そんな我儘を言われても困るだろう。




「そうだよな。

それが仕事だから仕方ないとしか言えないけど

かのんを悲しませる事はしないから

信じてほしい。」




『信じる』




人は簡単に裏切る

子供の私は簡単に人を信じる



だけど何度裏切られても

人はまだ誰かを愛する

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