第9話 その血の運命への応援コメント
完結おめでとうございます!!
春さん、犠牲になった四人を直接知らないから、紘子さんと典敏さんのときのように、冷静さを保てるくらい感情的にならずに詰めることができたのかなぁ。って思うと切ない。
あと、実はずっと法喜さんのお守りを大事にしてきたというのも、なんとも言えない空恐ろしさがありました。鳥肌です。
VR空間で対決するなんて、普通は思いつかないし、斬平はなおさらだよね。
にしても、あそこで「愛されていた」って言えちゃう春さんはやっぱり武庫畑の血が流れてますね。それだけ真っ当に育てられたってことでもあるけど、やっぱり血筋を受け継いでるんだなって。
斬平のこれまでを思うと、そうと言い切れないから、余計に深く刺さっただろうなぁ。この先も死ぬまで刺さったまま苦しめばいいんだけど。そういう意味では、春さんにしかとどめを刺せなかったかも?
作者からの返信
最後まで読んでくれてありがとうー!
確かに、資料の上でしか被害者たち(親族たち)を知らないからこそ冷静でいられたのかもね。そう思うと確かに、家族とのつながりが希薄になっているような気もして切ない。
お守りは、ある意味でそれが斬平の理性を保つ要素の一つだったのかもね。なかったら、もっと暴れ回っていたかも。
そしてVRでの対峙。
通信機器の進化が行き着いた先での対決、やはり若い子に軍配が上がる。
深い愛や豊かな精神性は武庫畑家の血筋だよね。斬平がまっすぐ育てたこともあるのかもしれないけど、そんな斬平も武庫畑家を近くで見ていたから子供への接触方も丁寧で、そのことがかつての紘子様の関心を買って……なんて運命なのかな。
斬平にないものをしっかり突きつけて勝ったよね。斬平は一生苦しむのか? そこは読者の皆さんの想像にお任せするのが作家の遊び心。
春、よく頑張ったね!
第9話 その血の運命への応援コメント
完結おめでとうございます!
いやーーーすごい作品でした……!
春様に追い詰められていくシーン、本当に息を忘れていました。
ポケベルが開かずの鞄を開けるキーになるとは。そこに決定的なものがあったんですね。
>「『Z』と『N』はよく似ている」
これ、言われてみると確かにそうですね。目から鱗が落ちました。なるほど……!
そして、VRの仕掛けも。自分が父親から殺されることを想定しながらここまでの仕込みをした彼女、どんな心境だったんだろう……
>「あなたも愛されていた。それに気づけばよかったのに。愛されていると、自信を持てばよかったのに」
泣けてきてしまいますね。簡単に言うじゃん。斬平さんには難しかったんだよ。
だけど、これを簡単に言えるくらい、彼女は愛されて育ったんですよね。他でもない斬平さんに。
あまりにも皮肉だし、やるせないです。
最後の最後に呪縛が解けたことで、これまで犯した罪の重さがのしかかってくるんじゃないかな。なんという読後感……
本当に面白かったです。ものすごく読み応えがありました。ああ、毎週土曜日夜の楽しみが終わっちゃった。
ちょっとレビュー練ってきますね。はー、素晴らしかったです!ありがとうございました!
作者からの返信
ラストまで読んでくださりありがとうございます! 楽しんでもらえたならよかったー! 割とエグ味強い作品でしたから。
僕も春様のシーン書く時は息を止めてました。いや、リアルに。推理小説書く時の醍醐味なんですよ。自分が張った伏線拾い集めて読者の前に並べていくのは、最高に楽しいんです。
「時代が変わっても変わらないモノ」みたいなのは裏のテーマにあったかなー、と振り返ります。通信機器や科学が進んでも、人が人を想う気持ちは変わらない。みたいなね。説教臭くていけないな……。でもそういうのがあったから、「通信機器知識→アナログキーの解錠」ができたのかなと思います。
ZとNについては、実はこれ冒頭の紘子様が斬平にプレゼント渡すシーン書いてて思い浮かんだやつなんですよ……「ここ、ネタ仕込めるな?」って。「一見するとあるものに見えたのが、別の見方をすると姿を変える」は推理小説どころか世のミステリーものの王道ですよね。僕も思いついた時は目からポロッと……。
そして、>斬平さんには難しかった のお言葉がすごく胸に沁みました。斬平に寄り添ってくれるの、すごく嬉しいかもしれません。
社会的には許されないことをした斬平だけど、根っこのところでは人間なら誰でもある渇望に追い立てられていた。その苦しさを感じ取っていただけたことが嬉しかったです。
そしてそう、春様がこれを言えるのは斬平が愛を惜しまなかったからなんですよね。
呪いからの解放は、斬平にとって幸せだったのかな。きっとこれをずっと望んでいただろうに、悲しい。
毎週楽しみにしていただけたなんて光栄の極み……! こちらこそ、ありがとうございます!
読んでいただけて、たっぷり味わっていただけて、幸せでした!
第9話 その血の運命への応援コメント
完結おめでとうございます
倒叙型ミステリーは大好きなので
読んでいて凄く楽しかったです
連続殺人を犯し続けた斬平、どんなに逃げても完全犯罪には至らず、最後には捕まるだろうなと思っていました
でもその結果、一人では抜け出せない「誰にも愛されてない」呪縛から、やっと解放されたのかな
そんな印象をうけました
長きに渡り有耶無耶にされていた真実に辿り着いてしまった春、凄く賢い子でしたね
自分を育てた親が、自分の両親はおろか祖父母を殺した犯人という因縁の相手だった!
かなりかわいそうな運命になってしまいましたが
(ノД`)
執筆お疲れ様でした
作者からの返信
ありがとうございます!
ちょっと大掛かりな倒叙型でしたね! 気に入っていただけたようなら嬉しいです!
「誰にも愛されない」という呪縛からの解放が、このような形になりました。因果というか、運命というか。
春も賢明な子でしたね! 武庫畑家の血を継ぎながら、そのさだめに必死に抗いました。
結果はともあれ……いや、この結果は一番辛いのかな。この子の未来はどうなるのやら。警察にでもなれば本当に血は争えない。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
第8話 新たな気づきへの応援コメント
犬猫の虐待動画で性欲をコントロールするようになったのは、春さんと暮らして、女性というものの見方が変わってきたからに思えました。なんかようやく酷い母親の呪縛が解けかかってる的な??
でも、ことが露見したら殺してしまえばいいなんですね。
花粉症の薬、やっぱり気にかけてくれるのは嬉しいですよね。
鍵にかかった鞄、ホームレス、電子機器とか、なんだか今までとは違うアプローチで、春さんがどうやって真相にたどり着くのか、気になります!!
作者からの返信
大切な女性ができたから、女性への攻撃性が弱まる。あり得ることだよね。ヒサ姉の言う通り、斬平もきっと、有り余る嗜虐心が女性から別の方向に行ったんだろうね。
それでも出てくる「殺せばいい」は、これまで積み重ねた罪の呪縛かな。もしかしたらだけどね。
花粉症の薬。
斬平の心情を表す小道具でもありつつ、副作用なんかは重要な手がかりだよね。覚えておいてもらえると嬉しい。
春さんは、確かにこれまでの二人とは違うアプローチで迫っているね! 既に手がかりは出尽くしているから、春さんの思考を辿ってみても面白いかも。
次話、最終回!
第8話 新たな気づきへの応援コメント
斬平さんの嗜好の対象が女性から犬猫に変わったのは、春様に対して愛情があるからこそのような気がします。たぶん本人は意識してないんでしょうけど。
この物語をふり返ってみると、代々いろんな通信機器が登場してますね。すごく時代を象徴するもののだなと感じます。
『誰もが愛されていた』というタイトル。
春様にしてみたら、男手一つで育ててくれた父親を愛していないはずがないと思います。
斬平さんには願ってもないことですし、皮肉なことに何か一つ大きなハードルを乗り越える気付きにもなってしまったように思えました。
『Z』の文字が象徴的ですね。
これまで辿ってきた運命も、現在の春様への心境も。
いよいよ佳境でしょうか。最後までしっかり見届けたいです。
作者からの返信
確かに、春様という大切な女性が、何に替えても守りたい大切な存在ができたから、女性から犬猫へと対象が移ったのかもですね。実際、ハードコアポルノの愛好者が結婚や娘の誕生をきっかけに足を洗うこともあるそうです。
そして、そう、通信機器に目をつけたのはすずめさん流石ですね! ここには大きなヒントがあります。ポケベル→ケータイ・スマホ→VRと変遷していきましたが、現場に残されていたあるものとこれら通信機器のうちのどれかが相性いいです。
タイトルにも注目してくださってありがとうございます!
そうですね、ずっと愛を渇望していた斬平ですが、本人も知らず知らずのうちに愛を与えていて、その愛が娘の(仮初ですが)春様から返されている、そうともとれます。
ずっと心の奥にあった濁った汁を、春様への愛と春様からの愛で浄化してもらえたから、こうしてある種の達観した領域にいられるのかもしれませんね。
そして、「Z」です。正確には「Z.」かな。「.」の意味に気付けば見えてくるものもあるかと思います。ヒントは法善様です。
来週完結ですね!
引き続き楽しんでもらえますように!
第7話 変化への応援コメント
子育てだけは真っ当にやってきてるのが、本当に意外。
それ以外の戸籍の偽装とかはあれだけど。そうまでして花さんに執着しているのに、距離感が今までの四人と違うよね。特に信頼してくれてた双子の時と、なんかこう上手く言えないけど違う気がしました。
春さんが事件の真相に行き着くのは、もう時間の問題なんだろうけど、その時に今までのように口封じできるんだろうか。気になる。
作者からの返信
意外にも、ね。春さんはしっかり育ったみたい。少なくとも、自分の得意なこと、好きなことを見つけられるくらいには。
そして確かに、他の四人とは距離感違うかも。生まれた時から面倒を見ている、というのが違うのかもな。
確かに、春が真相にたどり着くのは時間の問題だろうね。でもこんなに手塩にかけた存在を、易々殺せるのか……あるいは、何か葛藤があるのか。春と斬平の戦いを、見守ってあげてね。
第7話 変化への応援コメント
優秀に、そして真っ当に育っている春お嬢様を見れば、どんな目的を胸に秘めているのであれ、斬平さんはちゃんと父親として役目を果たしてきたんだろうなと想像できます。
>思い浮かぶのは、春様の眩しい……。
これまで殺した四人に対する気持ちとは根本的に違うものが芽生えてしまいましたね。
そんな春様が、いよいよあの事件を調べ始めた……これはもう時間の問題ですね。
彼女が真相に辿り着いても、斬平さんはこれまでのようにはできないのでは。
父性を抱く『娘』から追い詰められた時、彼はどんな心境に陥るのか、どんな結末が待ち受けているのか、想像するとすごくぞくぞくします。人の業を感じる……
また続きをお待ちしていますね!
作者からの返信
斬平は斬平なりに立派に父をやっていたのかもしれませんね。伸び伸びと、真っ当に育つ春はその象徴のような気もします。
ご指摘のとおり、春の眩しい表情を思い浮かべるところにも何か変化を感じますね。ただの殺人犯ではいられない、そんな心境なのかなと思いますが、これまでも追い詰められたら暴力に出た斬平です。果たして。
何の因果か、武庫畑家は武庫畑家の血を追いたくなるようですね(まぁ、今の春様は奈宮姓ですが)。優秀な春のことなので、真相にたどり着く可能性はとても高そうですね。その先で斬平は何をするか。娘同然の存在にに詰められる時、斬平は何を思うか。
引き続き、楽しんでもらえますように!
第6話 双子への応援コメント
なんで……みんな、殺人鬼に一人で向かっていくの……という絶望に打ちひしがれながら拝読しました。強すぎる、手慣れすぎている……命を奪うことに何の躊躇いもない斬平が恐ろしいです。
そして、改めてあらすじを拝読してきました。これから、また物語が動いていくのですね……彼女のこれからに思いを馳せながら、続きも楽しみにしております!
作者からの返信
殺人鬼だって分かっていなかったからか、あるいは殺人鬼だからこそ、大切な人を近づけたくなかったか……。
斬平、何の躊躇いもなく人を殺していますね。きっと法善、紘子と立て続けに殺してリミッターが壊れたんでしょう。あるいは、双子が自分に迫っている時に既に殺害の空想をしていたか。とにかく、手早くこなしてしまいましたね。
あらすじも読んでくださりありがとうございます! そうです、ここから法善紘子の孫、春の物語になります!
果たして、春はこの祖父祖母の代から続く因縁にケリをつけられるか?
引き続き、楽しんでもらえますように!
第6話 双子への応援コメント
これは、なんとも(ゴクリ
なんとなく、両親を殺した犯人探すって覚悟を打ち明けられたときから妄想重ねてたんじゃないかってくらい、躊躇も容赦もなかったですね。の割には、やっぱり計画的とは言えないのがまた。。。
乳房に執着するのは、やっぱり元凶の母親の影響かな。
これで指名手配は免れないだろうけど、逃げ切れるのかしらん??
春ちゃん、どうなっちゃうのーーーーー!
作者からの返信
確かに、妄想を重ねていたんだろうね。いつでもできるようにしていたのかもしれない。突発的、無計画な犯行だけど、悪知恵働く斬平だから、どうにかなってしまうのかも。
おっしゃる通り、乳房への執着は母性への憧れからなのかもね。全ての元凶たる母は斬平の人生の大きな欠落だから、そこを埋めたいのかも。
指名手配。斬平は、意外な手で逃れます。次話もお楽しみに。
春のその後も描かれているよ!
第6話 双子への応援コメント
ここまで何の躊躇いもなく人を殺す……日頃どれだけ鍛えていようと武器を持っていようと、この躊躇いのなさには誰もなす術ないんじゃないでしょうか。
典敏お坊ちゃまは銃を持っていたくらいなので、殺したいほどの気持ちだったんでしょうけど、斬平さんの殺意の速度(?)には敵いませんでしたね。彼を追い詰めるためには、それを上回る覚悟と速度が必要でしょう。
やはり晴嵐お嬢様も……殺した後、犯すことはせず乳をしゃぶるのは、母親への歪んだ思いがそうした行動に繋がっているのかも。
双子の殺害の証拠は消せるんでしょうか?さすがにここまで派手にやったら足がつきそうですが……
春お嬢様も、どうなっちゃうのー?!
作者からの返信
法善と紘子、両名を殺していたことで殺人に対するハードルが低かったことと、双子がだんだん自分に迫っていたことに気がついていたから、頭の中で何度かシミュレーションしていたのかもしれませんね。あるいは、心算だけかなり前からできていたか。「何かあったら殺す」という覚悟が、精神的な準備が、既にあったから武装した典敏をも凌駕したのかもしれません。
おっしゃる通り、斬平を追い詰めるのには、覚悟と速度、あるいは周到な準備が必要でしょう。
晴嵐お嬢様を殺した後に乳をしゃぶる。紘子様に対してもしていましたね。斬平は母親像に歪な認知があるので、おっしゃる通り母親への歪んだ思いがこうさせているのだと思います。乳房は母性の象徴なのかも。一貫して女性器には興味なさそうですもんね。
さて、なかなか派手に殺したので、この後斬平自身も思い切った行動に出ます(この後の展開、受け入れられるといいな……)。次話をお楽しみに。
春お嬢様、斬平に育てられるのは何だか食べられることが前提の家畜みたいでかわいそうですね……。
第5話 子供への応援コメント
「うまくいきますように」が怖すぎました…… 嘘をつくとき、斬平の残忍さが際立つような気がします。
妊娠、どうかハッタリであってほしいと思っていましたが、やはりそんなわけもなく……春の可愛らしさに和みたいのに、状況がそれを許してくれないところが苦しいですね。過去の罪が追いかけてくるような展開、まさに「逃がさないからね」の台詞がぴったりで、引き込まれました!
作者からの返信
斬平は平気で嘘をつきますね。そうやって見た目を取り繕っているうちに、自分自身の心も欺くようになっているのかもしれません。
春の存在は癒しですが、そばにいるのが斬平なので、なかなか穏やかな気持ちになれませんね。しかしこの春が運命をにぎります。
斬平は必死に過去から逃げ続けますが、運命はなかなか離してくれません。法善も紘子も、斬平を許しません。
この罪は、いつか償わせることができるのか。
引き続き楽しんでもらえますように!
第5話 子供への応援コメント
おばちゃん目線だと、そりゃあ不倫の子なんて家柄関係なく認められないよねと思うのよ。しかもこれ、認知されてない感じだし。そこはちゃんと既婚者の父親も呼んで筋を通さないとさぁ。ちょっと孤立無援なお祖父さんに同情しちゃう。
なんかこういう世間知らずな甘ちゃんで、悪いおじさんにつけこまれる隙だらけなところなんか、あの両親の子だなぁ。危なっかしくてしかない。
時効!!そう言えばありましたね!!すっかり、その概念を忘れたました!!
着物も鞄も、まだ残ってるとは(゚A゚;)ゴクリ
姉弟にとって希望でも犯人にとっては、ねぇ。
青嵐お嬢様、それ、死亡フラグじゃ……
作者からの返信
本当はそうなのよねぇ。まっすぐ自分の気持ちを言っているように見えるけど、きちんとした社会人からすると筋が通らないところもあるという。まぁ、奥様も「今をどうするか」に焦点を当てた解決策を考えたんだろうね。ご主人様は現実的な方を考えていた。孤立無援、あの場で一番まともだったのはご主人様だけなのかも。ま、無理が通れば道理が引っ込むってわけだ。
人としての隙、は、確かに武庫畑家の特性というより、法喜と紘子の特性なのかもね。世間知らずというか。悪い意味で育ちの良さが出てしまっている。
そしてそうー、この頃はまだ時効という概念があったのよなー。これについては僕も書いている時に忘れていて、慌てて調べた(笑)。着物と鞄は執念だろうね……死者の念、か。
そしてそう、晴嵐お嬢様、フラグをびっしびしに立てております(笑)。
果たしてどうなるか。
来週をお楽しみに(ちょいグロかもだから気をつけて!)。
第5話 子供への応援コメント
晴嵐お嬢様と典敏お坊ちゃまが健気に頑張れば頑張るほど、斬平さんにじりじり火がついていく……
紘子様の着物や鞄を売り払ったこと、ちょっと気になってたんですよね。せめてバラバラに売ってたら違ったのかな。しかも何度も質屋に戻ってきていたっていうのが、何かただならぬ力を感じます。紘子様の執念かも。
>もし私が春が二歳の頃にいなくならなきゃいけないなんて考えたらもう胸が張り裂けそうで
この気持ちはよく分かりますね。そして、これが現実になってしまいそうで……
あああ、怖いもの見たさで続きがめちゃくちゃ気になります!
作者からの返信
二人は在りし日の、親友と初恋の形見ですからね。自分ですべてを壊してしまったのだけれど、それでも目の前に残っている青春の残り香に、斬平はどうしようもなく反応してしまっているようです。
ミステリー然としている本作ですが、ほんのりオカルトというか、ホラー要素も。でも歴史の事件を調べてみると、案外こういうことって起こっているもので、人の魂の存在ってわけじゃないですけど、目に見えない何かの存在を信じたくなってしまいます。
そして、そうですね。すずめさんのこの予感は悲しくも……。
次話、ちょっと血みどろ。
第4話 記憶の中への応援コメント
法善様と紘子様がいなくなっても、執着が続いてるのがなんかもうね。むしろ、執着を続けられる間は、罪の意識から逃げ続けられるというのもありそうなのが、なんだか哀れというか、虚しいというか。。。
にしても、青嵐お嬢様が心配で心配で、続きが気になる(゚A゚;)ゴクリ
作者からの返信
>執着を続けられる間は罪の意識から逃げ続けられる
確かにそうなのかも。双子の中に法善様と紘子様を思い浮かべて「まだ生きてる」って捉えたかったのかな。在りし日の思い出を双子の中に見ているあたり本当にそうなのかもね。まだ「失ってない」と思い込んでいるか……。
晴嵐、心配だね。この人にだけは委ねてはならなかった……。
果たして、どうなるでしょうか?
第4話 記憶の中への応援コメント
あの二人の血筋が途絶えず続いていくことで、斬平さん自身の狂気も途絶えることなく募っていきますね。
これだけのものを抱えていながら、表向きは平然と振る舞う。そうした心理の波の描き方にめちゃくちゃリアリティありますね。
さて、よりにもよって誰よりも危険な男に運命を委ねてしまった晴嵐お嬢様ですが、この先に何が待っているのか、怖いもの見たさで続きがすごく気になります。来週の更新も楽しみです!
作者からの返信
斬平、法善様への嫉妬と紘子様への歪んだ愛とで生きてるところありますもんね。二人の面影が続く限り狂気も続くのでしょう。
殺人犯の「表向きの顔」、そして「内面の波」、リアリティ感じてもらえて嬉しいです!
晴嵐お嬢様の運命やいかに。
そして、この時できた子が……?
第3話 あれからへの応援コメント
結局、こうなるのかぁ。
しかし、前回も今回も罪を暴かれて糾弾されたのが引き金になっているのが、なんだか妙に印象に残るというか、なんていうか。もう、元から歪んでたんだろうし、遅かれ早かれって思ってしまう。
紘子さん、事前に誰かに打ち明けていればと思うけど、きっとそんな予防線張ってなかっただろうな。
で、今回も斬平は逃げおおせてしまうのかしらん。
作者からの返信
斬平は罪を重ねたね。
結局のところ保身なんだよね。動機は。自分の暗い部分の発露としての犯行があり、その犯行を隠蔽する=自分の負の感情を隠蔽する、なんだろうね。自分も見たくない暗い感情が、他人の手によって明るみの下に出されるのが嫌なんだろうね。堪らなく。だから攻撃的になってしまう。
紘子様は斬平に自首を促したかったのかもね。昔からの友人だし。だから誰にも話してないと思う。
斬平、この後どうなるか……逃げられるのか、逃げるのか。
第3話 あれからへの応援コメント
今回もひと息で読んでしまいました。没入感が本当にすごいです。
最初の、真実に嘘を織り交ぜるパート、文章のテンポがすごく良くて好きです。
紘子様から一つ一つ証拠を突き付けられていくシーンは、緊迫感と昂揚感が肌に伝わってくるようでした。
罪を重ねてしまいましたね。
紘子様、こんな場所に呼び出したからには、まだ斬平さんのことを誰にも話していないように思います。
罪を隠したまま、斬平さんは逃げおおせるのでしょうか。
また来週の更新が楽しみです!
作者からの返信
おー、よかったー! この回力を入れていたので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです!
>最初の、真実に嘘を織り交ぜるパート、文章のテンポがすごく良くて好きです。
>紘子様から一つ一つ証拠を突き付けられていくシーンは、緊迫感と昂揚感が肌に伝わってくるようでした。
これ嬉しいですね……! 頑張ったところを丁寧に拾ってくださりありがとうございます! リズム感、肌感覚、こういう、直感的なところに来る文章書けていたなら嬉しいです!
倒叙型然り、犯人目線で書く物語は本能的な忌避感に触れるようなものが書きたいですね。それができていたなら嬉しいです!
そして、そう。罪を重ねてしまいましたね。
ご推察の通り、紘子様は内々に話をして、斬平に自首を促そうとしていた(のかも?)ので、恐らく誰にも話していないでしょう。
斬平はこの後どうなるのか。
世代は次へ移っていきます。
紘子様の「許さない……」は結実するのか。
引き続き、楽しんでもらえますように!
第2話 殺人への応援コメント
読み始めました!「三、二、五……」が怖すぎるのですが……!! そして、あっという間の伏線回収に戦慄しました。ああ……紘子への歪んだ執着に、法喜が気づいていてよかったと安堵した瞬間には、そのシチュエーションで言ったら死ぬからやめて!!と思ったんですよね……。
これから、お話がどう転がるのか。紘子は無事でいられるのか……続きが気になります。
作者からの返信
ようこそいらっしゃいましたー!
「三、二、五……」はポケベル方式で訳すとちょっと危うげですよね(笑)
紘子を守ろうと動いた法善、あっさり死亡フラグを立ててしまいました。
しかし本作は「受け継がれる物語」を意識して作ったので、きっと斬平の悪事も「受け継いだ」者が解決してくれるはず。
まず一人目は……?
お楽しみに!
第2話 殺人への応援コメント
うわぁ、グツグツ煮詰まってた物が、こんな形で噴き出してしまうとは。
あんな情けをかける形で言われたら、堪らなかったでしょうね。そんなことするくらいなら、徹底的に糾弾して断絶してくれたほうが、まだマシだったかも。。。
衝動的に殺したぶん、斬平さん、スッキリはしてないでしょうね。痕跡も残してるようですし、感情抜きにしても今後の人生に影を落としそうな気がする。
この事件が、どう影響していくのか気になります!!
作者からの返信
そう、ここで噴き出ちゃった感じだよね。ずっと鬱屈としていた感情が、法善の発言でごぼっと。
確かに、徹底的に罵られた方がまだ斬平はすっきりしたかもしれない。そもそもこの人間関係は歪んでいたのよね。その歪みが溜まり溜まってポキっと。
衝動的な犯行だから、現場に残したものもたくさん。でも斬平はラッキーが(そしてある意味ではアンラッキーが)続くんだ。
この先も楽しみにしてもらえると嬉しい!
第2話 殺人への応援コメント
紘子様への欲を見抜かれていたというのは、斬平さんにとって耐え難かったでしょうね。
しかも、どうにも覆せない優位性を見せつけられてしまった。
紘子様への劣情は、実際は法善お坊ちゃんにぶつけたかった蟠りの一端だった……最悪の形で噴出してしまいましたよね。
最初に彼との立場の違いを突きつけられたのも雨の日。決定的な過ちを犯してしまったのも雨の日。
背広の血は洗い流されたかもしれませんが、あの部屋にいろんな証拠を残してしまったと思います。
この後どう展開していくのか、楽しみです。
作者からの返信
耐え難かったと思います。何もかも決定的に、覆しようがない現実を見せつけられては、どうしようもなく。
法善お坊ちゃんへの蟠り、そして思春期の、初恋の思い出。斬平の中ではそうしたものがごちゃごちゃになっているんだと思います。
また、幼い頃に消えた母への怒りに由来する、女性への憎しみも混ざっていて「女性が好きなのに女性が許せない」というジレンマもあったのかな、なんて考えています。
雨の日の情景が重なったこと、僕自身も気づきでした。確かにそうだ……このシーン書いた時、斬平にとっての「苦痛」を思い浮かべながら書いていたので、自然と雨になったのかなぁ。
そして、そう。
あの部屋には手がかりがたくさん残っています。
この「手がかり」がその後の斬平の人生を苦しめます。
続きも楽しんでもらえますように。
第1話 幼少期への応援コメント
あー、七歳の頃は兄貴分なところもあったのに、現実を突きつけられちゃうのは辛かっただろうなぁ。これだけならここまで拗らせなかったと思うと、余計にね。
お坊ちゃんがいつまでもお坊ちゃんで立場がわかっていないのは、絶対にキツイでしょ。
斬平さんの歪んだ卑屈さのせいか、紘子さんの存在があってもなくてもって思ってしまいますけど、このあとしっかり不穏なことが起きるんでしょうか。
これから何が起こるのか、気になります!!
作者からの返信
そうそう、この頃までは平等な立場というか、何なら自分が法善を守っている気さえしてたと思うんだよね。法善も自分が恵まれたところにいることを分かっていないというか、無意識に斬平を傷つけているところあると思う。
斬平の歪んだ欲が紘子に向けられていることを、誰か知っているのか。この後ついに殺人が……?
引き続き、楽しんでもらえますように!
第1話 幼少期への応援コメント
屋敷の主人のご子息と、使用人の息子。
幼い頃は対等だったのに、全く違う身分だと突きつけられてしまったわけですね。
子供心に、これは相当ショックだったと思います。
そんな相手から「僕とお前の仲」と言われても。
紘子様への感情も、むしろ法喜お坊ちゃまへの偏執から来ているもののように感じました。美しいご令嬢との将来を約束されているということが、斬平さんの中だけにあった見えない亀裂を決定的なものにしてしまったんでしょうね。
整然とした文章がとても心地いいです。字数は多いですが、長さを感じませんでした。
続きも楽しみにしていますね!
作者からの返信
この身分差、子供心に堪えるものがあったでしょうね。
なんならフィジカル面ではお坊ちゃまに勝ってましたからね。それでも精神面や環境面で負けを実感していて、そのことに卑屈になっている。
>紘子様への感情も、むしろ法善お坊ちゃまへの偏執から……
本当にその通りだと思う思います。他に付け足すとしたら歪んだ女性観でしょうか。お坊ちゃまへの鬱屈した羨望と、実母に抱いていた印象からくる歪曲した女性観とが斬平を苦しめています。はたしてどうなるか。
おー! 心地よいと言ってもらえて嬉しいです! 長さを感じないというお言葉も! こういうのは没入感大切ですからね……気を配りました。
また楽しんでもらえますように!
第9話 その血の運命への応援コメント
読了しました。すごかったです……! 最終話を繰り返し拝読して、物悲しくも微かな温もりを感じる余韻に浸っています。その温もりこそが、愛なのでしょうね。斬平も、彼らを愛してきたはずなのに、傷つけたり奪ったりする衝動を抑えられなかったことにも、悲しさを覚えました。
その一方で、あれだけの非道を働いた人物でありながら、そんな衝動と、彼らに対する愛情が、彼の中で同居していることにも、複雑な人間らしさを感じました。けれど、春が最後に伝えたように、自信を持てたらよかったんですよね。それができていたなら、何かが変わっていたのかなと、考えずにはいられません。
最終話の鮮やかさも素晴らしかったです! お守りのこと、それから解錠番号のこと。デジタルが発達した今、祖父が生きた時代に遡った手法で謎を解く春の姿から、受け継がれてきた武庫畑家の血を感じました。
読ませていただき、ありがとうございました。面白かったです!
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございました! 繰り返し読んでいただけたなんて光栄です!
そうなんですよね。斬平も、自分の中にある凶暴性と、愛の深さとがぶつかり合って、悲しいことに前者が勝ってしまったからこれだけ悲しい話になったのだと思います。
凶暴性と愛の深さが共存している、まさにゆずこさんが指摘してくれた通りの「矛盾」が斬平の人間らしさなのかなと思います。
人って肝心なところで自信が持てなかったり、不安になってしまったりしますよね。
斬平はきっとそれが「愛すること」だったのだと思います。愛することも愛されることも、自信が持てず上手くいかなかった。でも決して下手ってわけじゃなかったんですよね。春はこんなに真っ直ぐ育ったのですから。やはり春の言う通り、「自信を持て」ばよかったのだと思います。でもそれができなかったところも斬平の人間らしさ……とも取れるかな。
ミステリーとしても機能していたみたいで嬉しいです! ダイヤルの仕掛けはちょっと分かりやすすぎるかなとも思いましたが、上手くいっていたならよかった。そうなんです、祖父の時代の技術を想定して解く春はやっぱり武庫畑家の子孫なんですよね。不思議な血の繋がりがあったと思います。
お守りのネタも気に入っていただけたならよかった!
こちらこそ、最後まで楽しんでいただけてよかったです。
この作品、全力投球だったので、こうやって評価していただけたこと、とてもとても嬉しいです。
ありがとうございました!