第12話 ピアノ
大きめの机に、鍵盤が埋め込まれている。あまり大きくない教室に、何台か同じものが置いてある。教室の後ろの方にある一台を選び、腰掛ける。電源を入れると、弾ける仕組みになっている。電源を入れたとたん、キーをたたいていないのに、音が鳴る。壊れている、と思い、別の台へいく。すこし、幅のある椅子に腰かけると、傍らに私のコートが置いてある。机の上を見ると、使った形跡のあるティッシュに私の名前が書いてある。
2024/11/10
備忘録的夢日記 あしはらあだこ @ashiharaadako
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。備忘録的夢日記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます